鍼灸治療について
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鍼灸
鍼灸治療とは、身体にエネルギーが流れる経絡と呼ばれるものがあるとの概念に基づいた治療法です。
何らかの原因で経絡がブロックされると気の流れが滞り、身体には不調がもたらされ、阻害された気の流れを改善することで治癒すると考えられています。
治療では筋緊張を緩和させ、痛みや強張りの改善を促します。
痛みを伴うことはありませんが、鍼が刺入した際に重く鈍い響きを感じることがあります。
通常、鍼治療では、直径0.12~0.18mm程度の極めて細いステンレス製の鍼を使います。
管鍼法といって円形の金属あるいは合成樹脂製の筒を用いる方法か、筒を使用しない方法がありますが、子ども向けの小児鍼は、鍼を皮膚に接触させたり押圧させて治療します。
鍼灸治療は、ストレス神経(交感神経)を緩め、リラックス神経(副交感神経)を高める効果、自律神経失調症の改善にも一定の効果が期待できます。
一般的に鍼灸治療に副作用はないとされますが、治療後に身体がだるくなったり、一時的に症状が強くなったりすることもあります。
これは治癒の過程で出現する反応がほとんどで、半日から1日ほどで消失します。
鍼灸治療が気になる方は、ぜひご相談ください!